活動報告
環境活動
当社は、環境の維持が人間の存続にとって重要な関係があるとの認識に立ち、当社の企業活動に関わる全ての人が自然と人間の調和した豊かな環境の保全及び改善に配慮した行動をとることを基本に下記の環境方針を定めました。
これを基に環境マネジメントシステムの構築を進め、2001年1月ISO14000認証を取得いたしました。
環境方針
当社の環境方針は、環境の維持が人間の存続にとって重大な関係があるとの認識に立ち、当社の企業活動に関わる全ての人が自然と人間の調和した豊かな環境の保全及び改善に配慮した行動をとることを基本に次の通り定める。
(1)通信ケーブル接続用クロージャ類及び同キャビネット類については、情報通信網を構築する上で必要不可欠な物品であり、安定した需要が見込まれている。
そこで環境への法的規制を初め、顧客から示されているグリーン調達ガイドライン等を順守すると共に、極力環境への影響を少なくするため、環境影響項目の中で特に重要な次の項目の継続的改善を図り環境保全活動を積極的に展開する。
①開発・設計段階で製品アセスメントを行い、製品の省資源・省エネルギー化を推進する。
②全ての活動において省資源・省エネルギー・低炭素化を推進する。
③エネルギーを無駄なく有効に利用すると共に温室効果ガスの排出削減に努める。
④産業廃棄物を削減し、産出廃棄物は回収再利用を促進すると共に適切に処理する。
(2)上項の推進のため、環境目的・目標を明確にすると共に環境管理計画にブレークダウンし、生産・販売・使用等全ての段階で環境保全活動を行う。
また定期的に見直しを行い、継続的改善を進めると共に汚染の予防を約束する。
(3)当社は全ての環境に関連する法規制及びその他要求事項を順守すると共に、自主管理基準を定めその達成を目指す。
(4)当社の環境への意識高揚を図り、環境方針に従った行動をとるよう従業員に環境教育を行う。
(5)この環境方針を全従業員に周知徹底すると共に一般に開示する。
(6)これらの環境マネジメント活動に対し、組織の構造・責任・権限・活動の手順・工程を明確にし、当該活動に対する資源を積極的に投入する。
環境活動
- ◎廃棄プラスチック材料の削減(技術部)
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当社内で成形するための金型を新規に製作する場合は、原則として環境に配慮したランナーレス金型(ホットランナー方式)の導入を基本とし、設備管理規定に明記しました。
これにより、製造中に生じる廃棄プラスチックの総量を減少させます。
また、既存の金型も更改時に積極的にランナーレス化を進めていきます。
なお、製造中に生じた廃棄プラスチックは、粒断機導入による再生ペレット化を進め、リサイクルを推進していきます。 - ◎カーボンニュートラル実現に向けて
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今まで、環境への取組は、省エネルギー化を重点的に取り組んできましたが、
カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギー利用拡大も考慮し総合的に取り組むため、ISO全社目標値を電力量削減から温室効果ガス排出量削減に変更しました。
品質活動
当社は、発足当初より、品質マネジメントシステムの構築をすすめ、1998年2月NTT殿のNQAS認証を取得。1998年7月にはISO9001認証を取得いたしました。
品質活動
- ◎協力会社品質説明会の実施(品質保証部、工場管理部)
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2024年6月21日(金)に、埼玉県比企郡嵐山町にある国立女性教育会館(ヌエック)にて、「2023年度 協力会社納入品に関する品質説明会」を開催しました。
この品質説明会は、前年度の協力会社様の納入品の品質に関する情報提供と品質意識の向上を目的として、毎年弊社主催で開催しております。
また、品質説明会の中では前年度の品質状況の最も優れた協力会社様の表彰も行っております。今年は、協力会社18社様の32名の方にご参加いただきました。
今回はコロナ禍が明けて、昨年、今年と2回目となりますが、久しぶりに品質説明会終了後に弊社社員も交えた懇親会も開催して協力会社様への感謝と日頃の労をねぎらうとともに、歓談の輪を広げて楽しい時間を過ごしました。
ご参加いただきました協力会社様に心よりお礼申し上げます。
なお、ご参加いただいた皆様に後日アンケートを実施し、今後の取り組みに活かしてゆく予定です。

- ◎品質標語コンクール(品質保証部)
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ジャパンリーコムでは社員全員に対して、自己啓発・意識向上のために品質標語の募集を行っております。2024年度の優秀作品を紹介いたします。
心を込めて物づくり 努力し高める 品質意識 皆で守ろう確かな信頼
埼玉工場 製造部 中山さん
外部審査・内部監査
- ◎有効性監査の実施
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当社は、内部監査に有効性監査を積極的にとりいれ、業務の改善だけではなく、監査員のスキル及びものの見方を醸成し、人材育成にもつなげています。2024年度内部監査は、『1部門当たりの有効性監査実施件数1件以上』を全社目標にして実施致しました。結果として、全部門において1件以上の目標を達成できました。また、監査結果も有効性監査による指摘が数件検出できました。追って、実施された外部による監査に於いては、
・講師を招いての研修・全社年度目標の設定等、実現に向けての具体的な支援活動が評価されました。今回の監査結果は、各部門において活発な意見交換、議論が出来た結果だと思われます。引き続き定着化に向けて進めていく予定です。(監査責任者)